成長するための方法

代表 市川 × 人事 西山

  • ①成長する唯一の方法は、数多くアウトプットすること。
  • ②質より量が大事!とにかく数をこなすこと。
  • ③アウトプットの後は必ずレビューをすること。やみくもにアウトプットするだけではどこが悪かったかわからず成長しない。
  • ④「成長」という観点では、ブランドのある大手企業よりも、ベンチャーの方がアウトプットの機会が多く、成長しやすい。
  • ⑤アウトプットできる環境があることも大切。

市川

頭の賢い子ほど、アウトプットが少ない。

西山

実際にラーニングピラミッドってあると思うんですけど。実際に本を読んだりとか、メモしたり、10%とか20%とかしかなくて。

市川

座学じゃないし知識でもない。

成長するための方法

西山

教えて、市川さんっていうことで、今回は、私の方から市川さんに悩みと言いますか、質問を投げて、市川さんにアドバイスをいただきたいなと思います。皆さんもお悩みを抱えていらっしゃる方も多いかなと思うんですけど、成長するための方法は何でしょうか?

市川

成長するための方法ね。素晴らしいですね。これからの時代、自己成長というのがキーワードになるよね。組織に頼っている人材じゃなくて、自ら力を付けていかないといけない時代になっているので、すごくいい質問だと思います。

西山

ありがとうございます。

市川

以上。

西山

終わり。

市川

方法ね。方法は本当に一つしかなくて、いかにアウトプットをするかです。もうアウトプット限りです。アウトプット。何回も言う。アウトプット。アウトプット。

西山

アウトプットされてますね。

市川

アウトプット。これしかないんだよね。研修したりとか、本を読んだりとか、すごく勉強している人いっぱいいるんだけど。実践しようみたいな、やってみようっていう。

西山

実際にラーニングピラミッドってあると思うんですけど。実際に本を読んだりとか、メモしたり、10%とか20%とかしかなくて。実際に、自分が学んだことを人に教えるっていうのが、90%ぐらい自分の頭に残るよって結果として出てるグラフがあるんですけど。それにもあるように、人に伝えるっていうことははは大事ですよね。

市川

伝えたり、行ったり。かおりん水泳だよな?水泳やってたよな?

西山

はい。

市川

水泳の本を、世界中の本を集めて、最高の本を一年間、独学でずっと勉強したって泳げないでしょ?

西山

泳げない。逆に泳ぎたいってなっちゃいます。

市川

まだ泳いだことない子が本読んで、勉強して、いざ水に浸かりますってなっても全然違うよね。泳がないと泳げない。だから座学じゃないし、知識でもない。まずやってみる事っていうのが一番大事。かおりん、英語できる?

西山

実は私、留学に行ったことあります。カナダに。その時に、たかDと同じクラスだったらしいです。

市川

何それ?たかDと同級生なの?

西山

違うんですけど、たかDと同じインターナショナルスクールというか、その学校の中の同じクラスだったらしいです。私とたかDが。先週言われました。

市川

被ってたん?

西山

被ってたらしいです。

市川

知ってたの?

西山

知らなかったです、私。たかDが、かおりんさんに似ている人おるなと思ったんですよねって言われて。

市川

マジで?

西山

私が採用した子が、カナダのバンクーバーのスクールで同じクラスだったっていう話です。びっくりしました。

市川

すごい偶然。カナダで暮らす被ってたんだ。

西山

被ってました。私が先に最初に授業を受けていて、そこに、何週間後かに、たかDが来たらしいです。全然知らなかったです。

市川

それ面接で気づけばよかったのにね。

西山

言ってくれてよかったのにと思って。

市川

社内でそういうのあるかもしれんけど、採用担当と採用される側がそういう関係なんだ?

西山

カナダでね。

市川

いや、それはそれは。

西山

英語は、留学に行ったことはあります。

市川

なるほど。話せるん?

西山

いや、話せない。ノリみたいな感じですね。

市川

なるほどね。俺もしゃべれないんだけど。喋れないのなんでって言ったら、しゃべってないからなんだよね。

西山

純粋にそうですよね。

市川

俺、喋ってないからね。知らんけど、みんな手っ取り早く映画見てとか、学ぶと思うんだけど、結局しゃべらないことにはしゃべれない。しゃべる技術と書く技術と違うもんね。

西山

私、小学校のときに、英語好きだったので、ECCに通ってたんです 。ECCジュニアっていう。あれで結局分かった事って、読み書きが得意になっちゃったんです。でも、それって結局アウトプットなのかっていうと口で喋ってないから、こっちは読み書きはできるけど、実際に口で喋れないっていうことが判明して、そこがこのアウトプットというか、誰かに伝える、喋るってすごい大切だなって思いました。

市川

今でも、覚えているんだけど、一応それなりに勉強して、ある程度英語の成績はよかった。別に英語は不得意じゃなかったらね。だから、高校受験とかでしっかり英語やったし、点数も良かった。それで大学入る訳じゃん。でも卒業旅行で、友達と5人くらいで海外旅行行ったのが初めての海外の経験で、初めて海外に行って、今でも覚えてる、ホテルについて、友達5人でエレベーター入った時に、ドアが閉まりかけの時に外国人の方が入ってきて、タバコ吸ってたんよ。タバコ吸ってごめんねって声掛けてくれたんだけど、5人とも無言。すごく気まずい空間で。シーンみたいな。誰も何も言わないみたいな。だから、何の勉強だったんだろうなって。読み書きとか聞くこともある程度できるんだろうけど、試験上は書けるけど、しゃべれない。

西山

日本の英語の教育って読み書きですよね。スピーキングでもリスニングでもないですよね。

市川

単語は知ってるし、書けるし、理解できるけど、しゃべれない。それはアウトプットがないから。そこだけだろみたいな。

西山

いや、本当にそうです。本当にそう。

市川

でも唯一言えるのは、「Good morning, Mr.Shimokawa. How are you?」っていうのは言える。中学一年生の時に、シモカワ先生っていう英語の先生で、毎朝、毎回それを言わされていたから、いまだに出るもん。機会があるたびに、「Good morning」って言われたら、必ず「Mr.Shimokawa」って。シモカワ先生っておぼえているみたいだね。今は何歳なんだろうなあ。それはアウトプットしていたから言えるっていうね。なんの話だよ。

西山

でも、実際に読み書きとかよりも、さっきラーンニングピラミッドにもありましたけど、グラフにもある通り、読み書きよりも実際に自分の言葉、口で話すっていうことが一番アウトプットで効果的な方法っていうことなので。口で話すっていうことですね。

市川

そうだなあ。

仕事におけるアウトプット

市川

それを仕事に置き換えると、例えば営業は、営業うまくなりたいですっていう人はどうすればいいんだろう。

西山

人に会いまくって、しゃべるっていうことですね。

市川

どんな下手だろうが、まずは営業しに行って営業すること。で、このやっぱアウトプットの数が大事で。みんなアウトプットの数よりも質を追いかける。特に頭がいい子って、頭で考えて、なるべく効率よくしようとしちゃうの。頭の賢い子ほど、アウトプットが実は少ない。一発の質をを高めようとするんだけど、一日に一回商談に行く子と、一日に三回商談行く子は、絶対に三回行く子の方が伸びるから。間違いない。三倍差がつくんですよ。この三倍差がつくことをしない。言い訳ばかりして動かない選択をしちゃう地頭のいい子って多い。
やった後にレビューをして、どうやればきまるのかなっていうこのレビューが大事。アウトプット、レビュー、アウトプット、レビューですね。ダメなのは、アウトプットしっぱなしっていうのはダメで。ダメなことを繰り返しても、それはダメだから。形を変えてどんどんしていく。そうすると、もう追いつけないよね。行動力もあって、もうレビューするわみたいな。

ベンチャーと大手企業

西山

例えば、企業で言うと、大手とベンチャーだと、ベンチャーの方がアウトプットする機会って入社してからすごく多かったりもするんですけど、大手企業さんって今はまだ研修段階というか、それ行くまでに達していないから、そこで実習とかっていう機会が多い。私はその日分かった事はその日のうちに伝えたいっていうタイプの性格なので、そういう意味で言うと、ベンチャーみたいな形で、すぐにアウトプットができるような環境がある会社の方が良かったなあっていう。

市川

成長っていう視点だけを見ると、ベンチャーの方が成長しやすいのは間違いなくて。その理由は何かと言うと、アウトプットの数も圧倒的に違うし、任せられる範囲が大きいので、よくも悪くもね。だから、成長度合は、絶対ベンチャーの方が高いよね。逆に大手さんがアウトプット少ないのはなんで?

西山

看板があるからじゃないですか?

市川

すばらしい。さすがですね。やっぱりブランドがあるので、そのブランドって何かというと、例えば味の素であれば、100人いらっしゃって100人の方が知っているブランドで、どういうことで知ってるかっていったら、悪名高き味の素じゃないんですね。しっかりしたものを出すし、美味しいものを出すよね。安心安全の味の素なんですよね。
ということは、ちょっとチャレンジしてしまって、「おいしいけど、もしかしたらお腹壊すかもしれない」みたいなものを出してしまったら、えらいことになってしまう。だから大手さんがやるべきことっていうのは、お客さんの要望に応えた安心安全というものを提供する。で、それをするためには、チャレンジはしちゃだめなんですよ。するべきじゃないんですね。
するんであれば、違うジャンルですべきだし。ブランドが傷つかないチャレンジをしないといけない。これが大手さんの宿命なので。だから大手なんですよね。一方で、ベンチャーは守るべきブランドが無いので。ブランドで売れないもんね。テンフィールズファクトリーのスープですって言ったって、売れないよね。

西山

まず会社を知らない。

市川

このスープおいしいの、美味しくないのっていうところからスタートするので、ここの実力で買ってもらわないといけないので。それをするためにはいろんなチャレンジをしていかなきゃいけない。

環境が大事!

西山

でも、アウトプットできる環境じゃないとやっぱりいけないと思うんですよね。いくらアウトプットが大切でも、それが出来る環境じゃないといけないってことで、環境も大切じゃないですかね、成長するためには。

市川

そうだなあ、チャレンジさせてくれる環境っていうのは、やっぱり必要だし、さっき英語しゃべれる環境なかったら、どんなに喋ろうと思ってもしゃべらせてくれないみたいな。受付で英語しゃべれないよみたいになっちゃうんで、やっぱりやらせてくれる環境はすごく大事なので、これからは転職するにしても新卒で入るにしても、いかにアウトプットの数があるかどうか。研修制度が整っているかっていう視点で絶対見ないことね。じゃなくて、実践をやらせてくれるかどうか、ここがやっぱり大事だなと思いますね。

西山

あと、例えば、入社した子たちがどれぐらいのスピードで成長してるのかとか、そういうのも聞いておくと、いいかなって思いますね。

市川

ただ、注意事項として、アウトプットの数が多い会社を選べっていって、体育会系の何も考えずに営業行かせる会社っていうのはおすすめしない。

西山

そうですね。

市川

ではなくて、考えて行動して、考える事をアウトプットできる環境というところを選んでくださいね。

西山

もう行けっていうだけじゃないので、そこは間違えないように。

市川

飛び込み営業って、あんまり磨くスキルではないので。人の心があんまり分からなくなる営業になっちゃうんで。むしろ、これから必要とされるのは、相手のことが理解できる、提案できる営業マンが求められるので。そこだけ注意してもらえればなと思います。

西山

今日は、成長するための方法を市川さんに聞かせていただきました。それはなんでしょうか?もう一度お願いします。

市川

成長するためには、とことんアウトプットです。

西山

アウトプット。では、皆さんもぜひアウトプットして、スキルアップを目指してください。では、ありがとうございました。

市川

ありがとうございます。