【把握できてる?】現代の転職

代表 市川 × 元人事 的場

どうやってこういう転職市場を生き残っていくのか、すごい難しいなと
同じ会社にいて、同じことをしながらでも、絶対誇れる職歴を作れるはず
みんな学歴は気にするのにね。俺学歴より絶対職歴だと思ってるけどね

転職のボーダーライン ~ 何歳までに転職するべき? ~

的場

では市川さん本日もよろしくお願いします。

市川

お願いします。

的場

今日は今、僕が今年28歳になりまして。キャリアチェンジとかっていうのを周りの友人とかがキャリアアップするために転職をしたいのか。結婚をするとか、いろいろ節目の時期でもあるのかなと。

市川

そうやな。俺も会社を辞めたの28やわ。

的場

そうですか。やっぱりこれぐらいが皆様が考えられるのかもしれない。

市川

ああ~そうだな~。

的場

転職をするというのは、やっぱり今はしやすいんですけど、30歳35歳40歳。年を重ねていくにつれ、ずっと同じ場所にもちろんいることが一番いいとは思うんですけども、転職をしてもいいであろう。最終のボーダーラインは、どれぐらいの年齢なのかなと。

市川

最終ボーダーは特にないんだけど。だからその内容によるけど、例えばウチに来てもらった北谷さん?。最終ボーダーは60才じゃん。勤め上げてね。っていう意味でいくと、例えば勤め上げて60歳から今まだそういう市場あまりないけれどね。もう俺たちはもうぜひ来てもらいたいんだけども、自分の今までやってきたことを違う市場で成果出しもらうみたいなことはアリだけど、60を勤め上げた前の段階だとステップアップって視点でいくと35ぐらい。世の中一般的に大体35ぐらいの転職かギリギリかなという感じかな。

的場

中途採用で応募する方も、なかなかの38歳でこれもう1社しか働いてません。ていう人は見かけないので。

自分に力をつけるべき時代

市川

38まで勤め上げてたら問題がない限り、そこにいればっていう気はするよね。だってもうやっぱ中堅になっているんですし、役職も付いてるだろうし、それでなんで転職するんみたいな。ただ、それはだんだん上がってくると思うけどね。今後、昔は平均寿命を70代のときもあれば、もう100年人生と言われている中では、数年後には40なのかなとか同じでバリバリです。みたいな市場は来るのかもしれないけど、今のところはなんとなくイメージ35という感覚かな。

的場

それまでに転職というか、キャリアアップを目指して違う会社で新しいステージで羽ばたきたいような人はそれまでに決意をして。

市川

そうだね。

的場

35歳まで勤めあげて、心の中でもやもやしている人がいると思うんですよ。もやもやしたままずっと残りの25年60歳まで働くみたいな感じになるんですかね。

市川

もやもやしながら35を越えたら、もうそこで積み上げるように気持ちを切り替えでもいいよね。ただ、何かあった時に転職できるように自分に力をつけるべき今の時代ね。どんな会社もどうなるか分かんない。なのでいつでも飛び出せるように自分に力をつけるべきかなと転職リミット35というのはやっぱり覚悟できないというか。その前にしとくべきかなっていう気はするね。モヤモヤ長すぎやろうっていう途中からモヤモヤしたんかな。

的場

こういう時代でよく見るのが結婚されてて家も建つ時に工場勤務でその工場が閉鎖すると。辞められるというのも転職相談みたいなことがしている時があって、個人的にね。その時に38歳で広島の呉に住んでいた方がいた。その人が働いている鉄工所系のところから抜け出して転職考えているんだと。38歳で生協で住宅を回って働いているんだっていう話をされていた。自分のこれまで経験したことが全く活かせないし、もったいないなという葛藤もあってという方に対して、僕はうまい事アドバイスはできなかったんですけど。

市川

今まで勤め上げた経歴があるから、基本はそれを生かした方がいい転職すべきだな。いきなりそこで流通系のCOOPさんとかいってもやっぱり0からスタートだし、繋がりは見つけられないよね。何か職歴って38からでも作れる事は作れるから、特にこれから70、80位まで働くかもしれないので、そうすると折り返しだからね。そこからの職歴を考えた時にはストーリーがいるんで、業界的にはちゃんと繋がるような業界で、市場は違ってもやってることとリンクする職探しを絶対にすべきかなと38まで働いてたら身につけたものが絶対あるよね。それを生かせる自分の特徴をというか、もう本当にミスなくやってきてましたって言うんなら、そういうのを会計系に生かしたりとかやるとか。

的場

繋げられたらいいんですけど、やっぱり場所も場所で就職先が見つからないというか求人が少なかったんで、ちょうどコロナ禍だったんですよ。ただ38歳にもなったら、こう周りで転職している人もいなくて、転職の仕方が分からないと。キャリアアップでどんどん転職するっていうタイプではない人がどうやって、こういう転職市場を生き残っていくのか凄い難しいなと、やっぱりあの時感じました。

市川

なるほどね多分その人も勤めあげるつもりだったんだよね。でも逆に言えば、だからこそちょっと気を抜いちゃったというか。同じ会社にいて同じ事をしながらでも絶対誇れる職歴っていうか絶対作れるはずなんよ。そこを多分怠ったんだと思うなと。違う業界に行けなかったりとか、同じ業界の中でも行けなかったりとかね。勤め上げるにしても、いつ追い出されてもいいようにというか、ステップできるように考えて勤め上げる。

的場

今みたいな人の事例みたいな感じで、いきなりこう閉鎖したりとか会社がなくなってしまったりっていうのが、今まで以上にスピード感が早く起こり得るって考えた時に、やっぱり自分で何かしら能力持っとかないといけないですよね。それを見つけるのって35までにはもうちゃんと身につけて。

市川

35にはもうわかるよ。マスターして次のものを手をつけていかないといけないというか、だいたいやっぱ技術って3年ぐらいで身に付くので、今5年で熟練みたいな35だったら、3つぐらいは自分の特徴って言えないといけないんで。例えば今俺は48だけれども、元々は営業マンでしょ。でもぶっちゃけ味の素の中でも中の下、ちょっと真ん中もわかんない一番下とは言いたくないけど、そんなに優秀じゃなかったと思うんだよね。でも、その営業をベースに会社を立ち上げて、そこから営業にすごく自信を持てて、営業は正直自信がある。でも、そこから今度営業から今度、今何回何を身につけたかと言えば、まあマーケティング営業目線でどうやったら人の心を動かすかとか、どういうホームページを作ったらいいのかとかどうやって人が集まるんだけど、マーケティングの方にできるようになりましたと、そのマーケティングを使って今度は企画系だよね。自分で未来を想像しないといけないので、相当この企画を考えるようになるわけじゃん。じゃあ企画力がついてきました。でも、それ人が会社に今度はマネージメントできないといけないんで、人を動かさないといけないから、マネージャー業務というかマネージメントもできるになったとか、同じ営業からどんどん派生していって色んな力を付けていくと、どの業界でもいける力を身につけられるというか。

的場

中途半端にするというよりは、それをやはり極めて一個一個を極めていくっていうのが大事なんですか。広く浅くじゃなくて。一個一個を深く。

市川

ああそうだね。結果的に広く深くなるっていう。一つ一つ深くやっていかないと数じゃないんで、中途半端に3年やったことあります。3年は企画やってました。あと、3年は人事でやってましたという子よりも、しっかり9年、営業をやってますっていう子の方が欲しいもんね。こういう成績残しましたみたいな子が欲しいからそこはやっぱ深さがいるよね。
俺の時もやっぱり大企業に入ればいいっていう風潮があったわけよ事実。俺も味の素も入って、まあ勉強する為に入ったんだけどね。みんな大手に入ってるもん。それが正解だったかどうかっていうのを、俺の世代も違ってたんだなってのは今明白だよね。本当大手さんが調べてもらえば分かると思うんだけど、大体48以上から50とかの人たちはリストラしてるんだよね。で大手に入ってもしかも業績悪くなくリストラしてるでしょう。利益を出すためにリストラをしてしまってて、給料高いからこの世代を切って、その分人数を増やしたりとか、若手にっていう形なわけじゃん。大きい組織に入ること大手に入ることをということが正解じゃなくなったってことは、これからはやっぱり自分達で市場を見ていかないといけないっていう。さっきの38歳の人も、その工場が閉鎖するっていうのは社会人になってね。色々勉強するとね。ああ、この業界もしかしてやばいんじゃないかなっていうのが絶対見えるんだよね。30代の時にそれを見極めて転職すべきかなっていう。今の時代はその市場がどうなっていくのかってのをしっかり見極めて、それに生き残れる会社なんかを含めてね。早目に見極める。昔よりはしやすいと思う。戦後は会社って70年ていうのが寿命って言われてたものが、俺の時には30年、そこでリフレッシュしないと次にいけないみたいな形があったけれども、それを10年になってるんで、10年で衰退していたりとか、成長するってことは流れが早いってことは川の流れが速いわけだから、ちょっと勉強すればわかる。この業界やばいのかなとか、この業界をこういう風に変わろうとしてるなってうちの会社は変われるのかなとか。

的場

自分の業界ぐらいは知っておかなきゃいけないです。

市川

そうだね。自分の業界が今後、いや、これが伸びていくのかなとかっていうのは知っておかないとね。

的場

他の業界でも関連の業界を見てみたりとか。

市川

うんうん、早めに手を打っておくってのはあると思うね。

的場

ちょっと周りの僕の同期の転職したいという人たちは大手にあこがれがあって。

市川

今行ってる会社が大手じゃなくて大手に行きたい?

的場

あのどっちもですね。大手だから大手。

市川

大手だから大手に行きたい。それは全然いいと思うんだけど。

的場

逆に大手じゃないから給料をあげたいから大手に行きたい。

市川

それも行けるけど大手じゃなくて大手に行くためには、やっぱり職歴をつけていく。大手の中で、やっぱり分かれてて本当に新卒からじゃないと入らせません。みたいな会社もある。積極的に取り入れてる会社もあるので、会社を見極めれば転職はできると思うけどね。会社の大きい小さいではなくてね。小さければ小さいなりの職歴の作り方があるから、役職を付けて成績を上げて、この技術を身につけました。大手さんだったら会社の自慢をするしかないけど、中小企業だったら自分がやってきたことをPRするしかないんで、逆に言えばそこがPRになるし、転勤もなかったりするから業歴も長くすることができるでしょう。

的場

この年代で悩んでる子が結構多くて

市川

例えば、どういう業界。

的場

業界でいうと繊維系。

市川

ある程度の大手で。

的場

上場されて、自分と一緒、部長でも、年収が200~300万ぐらいしか変わんない。

市川

もう見えちゃってるわけだ。

的場

もう見えちゃってる。

市川

満足してないってことでしょ。部長になって、その数百万上がることに満足しないっていうのは分かってるんだよね?

的場

わかります。

市川

それは転職すべきだな。

的場

結婚したからどうしようかという悩みが、やっぱりいてじゃあ違う大手に行こうかなみたいな。

市川

なるほどね。お金ってね。たくさん貰えばいいってもんじゃなくて、結局生活水準と収入なので、意外に収入上がると使う額も増えて、あんまり生活変わってないってよくある話で、むしろ安定しているからこその入りと出をコントロールして、ちゃんと貯めることが出来たりとか、自分も好きな事できるっていう風に考えるのであれば、今のままでもいいと思うし、もし収入だけであるならばね。思ったほど他の会社も高くないんで、騙されてるよ。

的場

よく見えてるだけかもしれないですね。

市川

平均年収430万とか。440万くらいでしょう。働いている人の平均年齢何歳よっていう俺の世代だよ多分47,8才だよ?平均。第2次ベビーブーマーという世代だから一番今働いてる中で多い世代ちょうど平均だったはず。48の平均が430ってことだから、年齢ともセットじゃないと20代年収1,000万もらってる若い子ほぼいないからね。1000人一人とか二人とかやね。それを目指すのもいいけれども、目指せないものを目指してもしょうがないから30代に稼げる為のストックをしとくべき。

的場

経験をちゃんと積んで、ベンチャー企業や中小企業そうかもしれんけど、やっぱり人数が大手よりも少ないから、もっと自分の影響力ってのは非常に大きいから、自分頑張れば会社の業績は上がって。年収も上げたりとか。そういうのも一つ手段としてはありますよ。

市川

営業力持ってるんであればね。勘違いする子もいるから、小さいおっきいがベンチャーの基準ではなくて、やっぱ革新的なことをしているかどうか。新しいことをしてるってことはそれだけ組織が活性化して人も増えていくしっていうところで行くと、100人の組織が5年後300人になりました。で勝手に上に上がっていくから、給料も上がっていくよね。そういった中でお早めに入ったことで自分の地位が確立できるとか、もちろん決裁者とも近いから交渉して給与を、まあうちの会社でもないフクとなおや上げたもんな、入社2年目で言ってきたかな。直談判してきたから。

的場

目標があった方がやっぱり頑張れるんですね人って。

市川

そうだな。でもその時やっぱ思ったのはウチの会社で目標を持っていなかったから、あんまり個人別なノルマもなかったし、目標を持たせてなかったけど、その時からちょっとしっかりとね。目標も出してやったほうが本人たちも喜ぶんだなっていうんで、今はちょっとそういうのを徐々に目標も出してやろうなっていう風に。してますね。まーめんもでも何気にじわじわ回っていってるね。

的場

じわじわ。

市川

ドーンはないけど。でも平均よりは全然多いでしょう。

的場

平均よりは上だと思う。

市川

来月からか財務担当だったもんね。まさにお金を握る部門なんで、それはそれなりのお金もらわないといけないから。

的場

ちょっと気をつけないといけないですね。うちの会社でいろんな経験できて面白いなと。

市川

今正直、まーめんが転職しようと思ったらもう引く手あまたよ。ベンチャーで人材統括になったのが何年目?

的場

2年目の11月くらいですね。

市川

2年半ぐらいで人材の統括でCHOなったのは。

的場

1年半で人材統括で3年目でCHOで6年目でCFOと。

市川

すごい経歴じゃん。CFOって今世の中で足りてないからね。

的場

肩書に負けないように勉強せなあかんな。

市川

本当に勉強するもんね。

的場

勉強は嫌いじゃないタイプというか。

市川

今からテンフィールズの財務を担当するんで、こう資金調達するかとか対外面での交渉であったりとか、もちろん財務改善であったりとか。

的場

経理的な知識もまだ乏しいので勉強とあとはビジネス法務的なところも必要になってくるかな。そういう勉強もしていきたいと。

市川

28で、CFOで検索しても出てこないんじゃないなかなか。

的場

立ち上げベンチャーのCFOはある。

市川

一応うちはもう20年たってるからね。

的場

この規模でCFOはなかなかいない。

市川

完全に職歴を身につけてるんで、こういった形だと転職しようと思ったら、自分の望むところに。そこでベンチャーもいけるし、大手さんにも行けるんでCFOなったばっかりだから、こりがあと3年だから31の時に転職すると、もう最高の職歴を手に入れて、自分の行きたいところに行けると。

的場

僕がこう転職するって考える時に怖いのはつまらない仕事にはしたくないなとか、ある程度の責任感とある程度のストレスがないで面白みがないと思っちゃう性質なので、この会社すごいホワイトですとかって言ってる会社行ってほんとつまらないとか入っていかないと分からないとか。

市川

ブラック向けなの。

的場

いや、ブラック企業向きという訳ではないんですけど、言われて頑張るみたいな。

市川

止めるまで突き進むっていうかね。

的場

研究をしてたので。理系学科だったので。

市川

そうかそう。

的場

だから結果が出るまで深夜の1時まで実験してましたとか。

市川

なるほど。

的場

そういうのが楽しいんで。興味あることに向かって、自分で考えて仕事ができないと面白みがないなと思う。

市川

働いている人を何人か会わしてもらったらわかるね。同じ会社に何人も会ったりするやん。違う部門だったり、丸紅さんとかてEV系でもお会いしたし、太陽光系でもお会いしたし、名刺SANSANで入力すると、丸紅何人出てくるのかな。めっちゃ出てくるやんか。でも、他の商社さんはあまり出てこないよってことは、俺達がやろうとしてる市場っていう伸びていく市場でしょ。そこに一生懸命大手さんでも狙おうとしてる。たまたま丸紅さんは、そういう企業大事なんだなとかあと大和ハウスさんの方もめちゃめちゃ名刺があるというか、起業スピリットを持っていらっしゃるね。だから独立する人も多いんで、何かカラーってやっぱり出てくるし。どの人に会ってもホント同じようなカラーっていうところもあるから、ちょっとお世話なるの嫌だなみたいな感じのところがね。たまたま一人が嫌な人とか言わなくてなんか合わないなとかじゃなくて、こういうカラーなんだなっていうのがやっぱり大きい会社でも違う部門の人に会っても感じるから、あれって程度絶対社風だし、理念だと思うのよね。転職する際は名前とかやってることで決めがちだけど、絶対働いてる一人で会った方がいいと思いますね。新卒の時って結構会わせてくれるじゃん。転職の時にって結構そういうことしないんだけど、絶対にすべきだと思う。

年齢による柔軟性

的場

やっぱり年齢を増すにつれて会社のカラーに染まりすぎてしまって、違う会社に馴染めなくなったりとか、なじみにくいとか。相手からしても違う文化の人が来て困っちゃうとか。

市川

あ~そうだな。いいところを残しつつ変わってくれるのであれば、うちに来てくれてるね。勤められた方達は本当にすごい柔軟にしてもらって、かなり合わせにくい会社だと思うよ。大手に働いててうちに来たら全然ちゃうやん。

的場

それを楽しんでいらっしゃる感じもしますよね。

市川

力をつけたことは発揮できる関係だから、より楽しんでらっしゃるんじゃないかなとかね。

的場

固執する方でもほんとこうです。って方にはこれまで出会った事なかった。

市川

そうやね。まぁそういう方は落としてるけど。

的場

ボーダーもやっぱり35ぐらいだかなって感じなんですか。

市川

ね。でも、そこは年齢じゃなくて

的場

マインドですか。

市川

だと思うよだって、パナソニックの山田さんもすごい腰低くて営業力あるよね。まず、やっぱりこっちのヒアリングしてどういう考え方を持ってて、でもその中にちゃんとパナソニックの松下幸之助さんの理念も語ってくるしね。でも、うちの考えに合ってるところをちゃんと言ってくる、違うことを言ってくるんじゃなくて、うちに合うところをうまくいっていただけるので、すごくやりやすいよね。転職するならばでも35、遅いくらいかな20代後半ぐらいですべきかまあ30前半かなと思いますね。もしくはもう勤め上げて第2の人生みたいな形に。

的場

35から転職2,3回し始めたら、もう採用されなくなりますね。

市川

そうだね。もうね厳しいね。

的場

市川さんぐらいの年齢の方の転職っていうのが結構相当むずいんじゃないかなと。

市川

いらっしゃるけどね。

的場

難しいイメージがありますね。

市川

ポジショニングどうするって受け入れ側もポジションどうするってあるし、一般的にはもう書類選考で落ちがちな職歴に何の不備がなくても取りにくかったりとかね。だって採用する側は年下でしょ。大概50歳の人を30代の人が採用するわけで、ちょっと取りにくいってもあるよね。ということで幹部クラスで引っ張らないといけないから。

的場

そうですね自分達の会社は今時どういう業務を扱ってすごい想像力を働かせて、すごい期待もあり、賭けというかリスクもあるじゃないですか。

市川

転職できたとしても求められるものはメチャメチャ高い。入ってからちゃんとそれに応えられるかどうかってもすごく大事だからギャップあるともう居れなくなるもんね。転職の適齢期って25から30代前半ぐらいに転職するなら一回はしとくみたいな。35で2回ぐらい。職歴を落とさずにいくっていうのは、最大で3回じゃないかな。独立するにしてもやっぱり経歴を言えるかどうかや、僕はここでこういうことをやっててってのはすごくもう俺も味の素味の素言ってるのそこだもんね。少なからずは味の素でね、6年くらいお世話になったことは大きいし、言えるポイントではあるからやっぱり言っちゃうから、それが何か何式でか分かんない経歴になっちゃうと武器にならないんで。

的場

それ言われるだけで信頼感がありますもんね。

市川

そうだね。それはなると思うね。成功するとね。過去の経緯って関係ないんで、むしろ苦労した苦労話の方が必ず後になるわけよね。もうや転職30回してね。いい会社見つからなくて、僕は起業してここまで来たんですってのはすごいストーリーだけど、転職30回して今この職なんです。みたいなも全然マイナスだからね。最初に失敗しちゃってるって言うか。あんまり考えずに転職最初にしちゃって転職するとハードル下がるんだよね。転職に対してね何も考えずにとりあえず勢いで行っちゃって、ずるずるいくのか変わるのかで変わった時に職歴が落ちてどんどんどんどん選択肢がなくなってっていう僕らは本当にたくさんの履歴書を見てるんで、失敗してる経歴書ってもう転職回数が多い。でストーリーがない。その理由何となく継続できなくて辞めてしまったとかね。やっぱ行き先がない方ってすごく多いので、それだけはやめてほしいかなと。独立するにしても、サラリーマンでいるにしても。みんな学歴を気にするのにね。おれ学歴より絶対職歴だと思ってるけどね。学歴競争激しいじゃん。当然評価されるべきポイントでもあるけど、社会人に入って学歴通じるのにまず入る段階と、入った3年以内かな。東大出てるんだけどって5年目に言われても、うーん、東大ってどんな仕事してんのとか。どんな成果を出したのとか、成果が問われるから逆に成果を出してなかったら言えなくなっちゃうし、成果出してたらあえて言わなくていいし、職歴は競争のない中で作れるからある意味。すごく学歴よりも簡単に作れる。早目に作った方がいいかなと思いますね。

仕事への向き合い方 ~ これからの時代、オススメの事業 ~

的場

どれだけ本気で仕事になれるかなと思って、ちゃんと向き合ってうん理解してやりきるというのがやっぱり一番大事な時代に。

市川

うちに来てもらうんだったら、どこの事業がいいかな。今オススメの事業、EVいいよね。良いね。それこそ未来が見えてるし、これからエンジン車がEVに変わるのはもう絶対なんですよ。車って100年ぐらい持ったのかな。それが今度EVに代わるんでEVも少なくとも50年は持つと思うからね。

的場

エンジンから変わっていくのでね。固い市場だよね。50年は大丈夫かなみたいな。農業も面白いね。ファンドコンサルタントか。投資家さん向けの提案営業ですね。これから営業ってこう提案してなんぼなんで、そういった力を付けてあと相手が資産家とか投資家さんの方なんでね。すごい力をつけれるし、稼げるし。

的場

SDGsに。太陽光の再生可能エネルギーだったりとか、農業とか雇用創出だったりとかというところですごい社会貢献にも繋がるし、互いにウインウインですよね。

市川

そうだなあとリノベーション事業もいいよね。

的場

リノベーションですね。

市川

建物建ちすぎなんでリノベーションをしていくっていう市場ってまだまだ伸びていくんだけど、やっぱり日本の場合、すごく面白い新築神話があったから、家を建てることの大手さんもたくさんいるけれども、そういうのもシェア30%ちょっとでしょう。家って結構意外に中小企業というか中堅系が入ってきてるんで、その中でさらにリフォームってさらに大手さん入れにくい市場だから新築そっくりさんとかでもほぼ新築と同じって金額だもんね。金額中小の新築工事と同じだから、あんまりリフォームって感じじゃないけど、リノベーションって元の価値より上げるだから、新築の時より良くすることができる可能性があるんでね。あれも面白いよな。

的場

リノベーションしたら一気に住んでる場所が変わるというか。

市川

資産価値上がるし、これは提案力だよね。どこの会社に頼むかによって結果が変わってくるんで、僕らはデザイン力と差別化した商品、プラフィーノ家具というオーダーメード家具があったりとか。資材も床材のストーンフロアとかタイルも持ってるしということで差別化できる商材ですね。

的場

僕のいとこも最近、昔の自分のおばあちゃんが住んでた所をリノベーションして住んでたりとか。すごい流行ってるんだなと思いますね。

市川

でもできる業者少ないからトラブルも多いし、あと価格が高かったりね。起業する時にアパートを中古とこう新築を買ったんだけど、中古のやつって8部屋あって誰も入っていなかったね。で買ってリノベをして家賃を上げてね、やろうと思ったんだけど、すごい大変だと思う。その家賃を上げるための商品がないんだよね。けど、住宅用は高いし、賃貸向けはチープなんだよ。住宅用使うとちょっと高くなるから利回りが合わない。ほんと苦労をして家賃アップをして売り抜けたんだけど、それがあって、プラフィーノとかああいうリフォーム系を手を出したというか。今でもそういう賃貸型の方のお問い合わせは多いもんね。

的場

これもなかったんですか。賃貸物件を得たとか。

市川

こだわれない。ものがないもん。今でもない。でも、壁紙に床どうするんだ。そんなレベルでキッチンなんかほんとシステムキッチンだから既製品でしかないし、家具も大工さんが作ってくれるか、そういう既製品を買ってきてっていう形にやったかな。

的場

ビジネスデザイン。

市川

ビジネスデザイン。

的場

これからモデルを作っていくかですね。

市川

本当にノウハウが貯まる会社に残るものができるというか。 そうだな。俺は今20年やってきたことの集大成じゃないけど、ビジネスモデルを作るの得意なので、それを作れる部門を外部にいろいろ困ってらっしゃる会社さんあるので新規事業を立ち上げたいとか、もしくは既存のビジネスがうまくいってないとか、これはやっぱりモデルが悪いパターンがすごく多いので形を変えてあげないといけないけど、手の付けどころがわからないってあると思うんで、僕達のビジネス世代が入っていって、現状を分析してどう変えるかっていう提案できるコンサルだよね。で、その先にあるのは、新規事業立ち上げて会社にして経営者を派遣してっていう事業マネージャーで経営者だし、ビジネスコンサルができるってことは経営者なんで。では、その会社を今度はM&Aとか投資家入ってもらったりとか、これからM&Aってもっともっと広がっていくのでね。銀行法が改正されたよ。あれで銀行さんが会社のお金を使えることになったんで、やっぱりお金がどう流れていくかって考えた時に、今一番お金持ってるのって銀行なんですよ。日銀の当座にね約630兆円入ってるのかな。今紙幣って市中に出ている紙幣って約120兆円ぐらいなんですけど、実は銀行が預ける。日銀には600兆近く入ってるんですよ。でも、貸し出すところがない金利が安くて信用がなくてお金が出ていってないだけなんだけど、そのお金の出る方法って何って言ったら今銀行法が去年改正されたから、会社に対してM&A。会社には貸せなかったけど、この会社にお金を投資して株主になって再生させることができる銀行ってあるから、そうするとお金が出てくる。そうはすごい市場。

的場

経済がじゃあ回していく。

市川

回していくってことだねってことは、それ買いたい商品って何って会社でしょう。会社を作る側になってね。欲しいものを作るって何って会社を作って買いたくなるような会社を作っていくとか、後継者不足の会社。このままでは買えないけれども、俺たちが再生してちゃんとした利益が出る会社になれば、銀行も買いたくなると。で、銀行が買ってそれをまた誰かが買うみたいなことが、これからどんどんどんどん残っていく。これから結構会社の資金調達の方法って、今まで上場とかどうこうだったけど、今上場で日本ではあまり注目されてなくて結構お金集まってないんで、これからそういうM&Aとか株の上場してなくても買うことができるんで、そういう資金調達新しい方法というのが出てくるんじゃないかなと。うん。

的場

経営できる人たちが今から足りない時代というか。

市川

全然足りてないよ。経営者がいないもん。まともにできる経営者って本当に少ないので、その力をつけることで引く手数多。色んな中小企業の社長をこう点々と。大手さんなんかであるじゃん。どこどこの会社をやった人が別の上場した会社の社長なるって結構見るでしょう。中小企業バージョンって実はあんまりないんですよ。それはもういないからね。これからはその社長を渡り歩くじゃないけど、スカウトされたりどうこうという話も全然出てくるし、社長が少ない。でも、会社は鬼のようにあるっていう現役の社長は多いんだけど、それに代わる人がほとんどいないって感じでね。

的場

経営陣の方も平均年齢高いですもんね。60とかじゃなかったでしたっけ。

市川

もっと上なんじゃない。

的場

もっと上ですかね。

市川

今、何歳くらいになったのかなは70代ぐらいの気がしたけどなあ。経営者検索してみようか。60やほんまや。僕も意外に若いな。

的場

若い方もいらっしゃるので。中央値とったら65とかそれぐらいが多いんじゃないですか。

市川

50代が最多なんだって。

的場

10年後、20年後にめちゃくちゃ問題になってきますよね。

市川

そうやね。しかも上昇してんだね。どんどん上昇してるみたいな若手が入ってないんだな。それは問題だな。

的場

10年後とか狙い目ですね。

市川

経験値を積んでいるからこそ、年とってる方の方がいいってのはあるけど、勢い?守りじゃなく攻めを考えると、30代後半とか全然社長やっていいと思うけどね。守りも攻めもできるというか体力もあるし、頭の回転も早いし、経験値も詰んでるしっていうことで、そういう日本になると面白いよね。

的場

キャリアの一つとして、こういう社長業になるためのキャリアを積むっていうのはいいのかもですね。

市川

いやぁ、もうそれは絶対必要だと思うよ。

的場

事業を自分で立ち上げるばてみるとか。

市川

自分で事業を立ち上げるって結構大変だよね。あるものをやるってまた違うスキルなんで、そこを奪っていくって奪っていくっていうか目指すの全然あれだと思うんだけどね。上場企業の社長を目指すってまあ過酷だと思うよ。味の素に俺が行って社長を目指せるかっていったら絶対になってない、というかできない。目指してても社長になれてないと思う。力を持っているだけでは駄目だし、その過酷なレースに入るよりは中小企業の社長やったらって全然アリだと思うね。

的場

日本電産の社長さんもそう。ソフトバンクグループの孫さんも後継者に困っていらっしゃって力。

市川

そうだね。いや、あのクラスはいないだろう。後継者をあのレベルもそうあれは難しいし、カリスマすぎるよね。

的場

カリスマすぎますね。そうだよね。

市川

だってイーロンマスクの後釜誰するみたいなことでしょ。

的場

そうですよね。

市川

ということでしょう無理でしょう。ぶっ飛んでるもん。

的場

まだイーロン・マスクは若いですけど、孫さんと。

市川

そうだな。確かに。

的場

永守さんの70と孫さんも70前。社長これからですよね。うちでも何かそういう事業を将来的にできたら面白い。

市川

そういう構想はもちろんありますから。ビジネスデザインからそういう、投資家に買ってもらうとか予定しております。そのためのビジネスデザインなんでね。どんどん面白くなってくるんじゃないかなと思いますね。だから今度M&Aとかにはうちの社員がさ。自分が例えばマーケティング担当でこの会社を成長さしたら成長できるよねって自分が関わるわけじゃん。、そこの株を買うとかねということもできるようにしようと思ってるんで面白くなりますね。

的場

はい。今日は市川さんありがとうございました。

市川

はいまたお願いします。